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New Relicが財務データを一元化し、レポーティングの自動化に成功

New Relicが財務データを一元化し、レポーティングの自動化に成功

New RelicはFivetranの導入により、財務報告を自動化。また財務と製品のデータを統合することで、製品の革新およびビジネス躍進のチャンスを可視化。

New Relicが財務データを一元化し、レポーティングの自動化に成功

2021年2月10日、Ciara Rafferty

重要なポイント

  • これまで手動であったAnaplan(即席のデータウェアハウス)へのデータ統合を、
    FivetranとSnowflakeに置換
  • 一元化された財務データと製品データを統合することで、
    製品の革新とビジネス躍進のチャンスを可視化
  • Fivetranの導入により、最も使用頻度の高いスキーマの作成や
    メンテナンスに要するデータエンジニア3~5人の稼働時間(約50万ドルの費用)を削減
  • 新価格モデルから恩恵を受けているアカウントをより効率的に特定することで、
    これまで見過ごされていたコンバージョンを促進し更なる増益が期待される

データスタック

  • データパイプライン: Fivetran
  • データソース: Fivetran Log Connector、Google Sheets、Salesforce、Workday、Zuora
  • デスティネーション: Snowflake
  • BIツール: Tableau, Periscope

財務プロセスと製品主導の成長指標の改善

New Relic は、規模に応じたオブザーバビリティ(可観測性)を実現します。クラウドベースのソリューションにより、開発者、エンジニア、運用者、管理者は、複雑なソフトウェア環境で何が起こっているかを
明確に把握することができます。世界17,000 以上の顧客に基幹業務用ソリューションを提供するNew Relicのような企業には、信頼できる社内ソフトウェアが必要です。

同社がこれまで使用していたソリューションは、データ統合の際にSalesforceのパイプラインに深刻な問題が発生し、サポートが大幅に低下していました。現在New Relicの製品分析ディレクターであるErik Jones氏をはじめ、複数の関係者が以前の職場でFivetranを使用しており、市場で最も信頼性の高いELTソリューションであることを知っていました。

New RelicでのJones氏の責務の一つは、コンバージョン率、収益、従来の価格設定モデルから新価格設定モデルへの移行など、製品主導の成長イニシアチブに関するインサイト を提供することです。
そのためには製品と財務データを関連付ける必要があります。しかし、それまでの財務プロセスは、製品分析のためのリアルタイム且つ正確なデータの流れを妨げていました。

財務分析の最新化:エクセルから動的ダッシュボードへ

New RelicのFP&A(財務計画および分析)マネージャーであるEd Fu氏は、まず手動によるプロセスの問題点を認識し、分析チームに次のような課題を提示しました。

我々財務チームはExcelのエキスパートで、多くの手動プロセスを行っています。Zuoraなどのソースから
生のデータファイルをダウンロードし、変換してAnaplanにアップロードして予測を行います。
Anaplanはこのようなデータを全て格納できるようには設計されていないため、スペースの制約やシステムに限界がありました。私たちは、データと変換されたデータを保存するため、Anaplanのスペースを空ける必要があり、Excelの使用に代えて、一元化されたデータウェアハウスを利用すべきだと考えました。

以前は、ZuoraとSalesforceから手動でデータ抽出、変換、Anaplanにアップロード、そこでさらに変換を行っていました。そこで得られた情報(ARRレポート、新規ロゴの純増、ロゴの減少など)を含んだ月次
スナップショットが、2012年までの月次ARRレポートの基礎となっていました。
しかしAnaplanはデータウェアハウスとして機能していたものの、Jones氏いわくこれにはいくつかの問題がありました。

「扱うデータ容量が増えたことにより、我々はスケーラビリティ(拡張性)の問題に直面していました。Anaplanの計算能力が足りなくなってしまったのです。非データベースアプリケーションを使用し手作業で行っていた月末締めの変換作業から脱却したいと思っていましたので、Anaplanをウェアハウスとしてではなく、予算編成や予測のために使用する必要がありました。」

Fu氏はFivetranを知りませんでしたが、ウェアハウスで動的レポートを作成できることに魅力を感じました。シニア・データ・アナリストのPaige Berry氏と協力してプロジェクトを進めた結果、財務報告を統合して自動化し、これまでになかった売上高の単一ソース化が実現しました。Berry氏はFivetranを簡単に利用することができたと言います。

「このプロジェクトの核心は、データを補助システムから信頼できる単一の情報源の中心へ移動することでした。Fivetranがなければ、このプロセスは非常に長く苦痛を伴うものになっていたでしょう。データの抽出と読み込みは、プロジェクトの中で最も時間のかかる部分です。しかし、今回のケースでは、あまりにも迅速かつ簡単だったので、驚きました。」

このプロジェクトでは、全てのダッシュボード及びレポートの会計上の法律遵守の確認が不可欠でした。Fivetranを使用することで、最も重要であった特定のデータの定期更新をスケジュール化を実現できました。

私たちは会計上の法律に準拠しているので、特定のレポートに特定のタイムスタンプを確実に取得する必要があります。その結果、Tableauのエンドユーザー用レポートでは、ピボットテーブルや数式の記述などの複雑な作業をすることなく、ダッシュボードの柔軟性が大幅に向上しました。

分析チームは、手作業による報告を排除することで、月次、四半期、年末の決算時に財務チームが費やす膨大な時間を節約したいと考えています。レポートの自動化によってBerry氏は頭を悩ます必要がなくなりました。

レポートを手動で作成する場合、数字の確認に長時間かかります。確認作業に1週間かかるとしたら、
その期間はデータ分析が不完全なものになってしまいます。しかし、レポート作業の自動化により、データが必要とされる月末に、1時間もかからずに入手できるようになりました。より多くのデータを迅速に得られれば、より迅速な対応が可能になるのです。

製品分析を測定するための財務データの自動化

財務報告の自動化がもたらす好影響は、財務チームだけにとどまりません。リアルタイム且つ正確な財務情報は、製品主導の成長やビジネス全体のその他の意思決定に役立っています。

製品主導の成長(PLG)の取り組みの一環として、New Relicは初の製品適格リード(PQL)自動マーケティングキャンペーンを実施しました。アナリストは、製品から毎月顧客ごとに取り込まれるデータ量と、
それに関連するZuoraの料金プランや請求情報のデータを結びつけ、新価格モデルの恩恵を受けそうな顧客を特定することに成功。

これらの顧客に対し、コンバージョンのメリットを伝える育成キャンペーンを実施したところ、最初のキャンペーンの開封率とクリック率は、平均よりも約5BP(ベーシス・ポイント)高い結果となりました。
これらのデータにより、製品データと請求情報を結びつけていなかったために見過ごされていたコンバージョンを促進することができたのです。

データに基づいたカスタマーサクセスと成長

更新移行ダッシュボードには、Zuoraの請求データが含まれており、顧客が使用している価格設定モデル(従来のサブスクリプションモデルと新しい従量課金制または年間サブスクリプションモデルから選択できる)、また更新前後のARRが表示されます。これにより、新価格モデルに更新した顧客を正確にレポートできるようになりました。Jones氏は、高いレベルの可視性が得られたことで、ビジネスが大きく変化したといいます。

データを活用したアプローチにより、これまで見逃していた潜在顧客を特定し、更新の提案や成長の機会を得ることができました。これほどまでにビジネスを細部にわたって可視化し、カスタマーサクセスチームからCEO、そして新最高顧客責任者まで、ビジネスのあらゆるレベルの意思決定を導くことができたのは初めてのことです。

時間とリソースを節約しながら目標を達成

最新のデータスタックを利用することで、New Relicはより効率的にスケールアップし、リソースをより
有効に活用することができるようになりました。例えば、データエンジニアリングチームは、社内で使用する非正規化ビューの作成を担当するアナリティクスエンジニアリングチームを独立させました。ミッションクリティカルなビジネス課題にエンジニアリングリソースを投入することは、New Relicの重要な目標であるとJones氏は述べます。

最もよく使われるコネクタのAPIコールを独自に作成する場合、最も頻繁に使用されるスキーマの作成と
メンテナンスに3〜5人のデータエンジニアが必要になります。これは、ETL/ELTコード作成を唯一の目的とするチームにとって、直接経費は約50万円かかることになります。間接経費も考慮する必要があります。
データエンジニアのチームが、クエリの最適化、データサイエンスのパイプライン開発、その他の付加価値のある課題に取り組むことができるときに、やりたくもない機械的なETL作業をしているのが現場の実情なのです。

Fivetranの財務・製品レポート機能にご興味をお持ちの方は、まずはこちらから無料トライアルをご利用ください。

Fivetranについて : Fivetranテクノロジーは、データアナリストの実際のニーズに基づいて開発されており、アプリケーション、データベース、イベント、ファイルを高性能なクラウドウェアハウスに複製する最もスマートで迅速な方法です。Fivetranのコネクタは、数分で導入でき、メンテナンスが不要で、ソースの変更にも自動的に対応します。そのため、データチームはエンジニアリングに煩わされることなく、インサイトの向上に専念できます。

New Relicについて: 世界最高のエンジニアリングチームは、New Relicを信頼し、ソフトウェアの可視化、分析、トラブルシューティングに利用しています。New Relic One は、組織がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最強のクラウドベースのオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームです。多くの開発者が稼働時間とパフォーマンスの向上、規模と効率の改善、市場投入までの時間の短縮のためにNew Relicを信頼しています。その理由については、newrelic.comをご覧ください。

Snowflakeについて: Snowflakeは、クラウド向けに構築された最先端のデータウェアハウスです。
独自のアーキテクチャにより、パフォーマンス、同時実行性、およびシンプルさにおいて画期的な成果を上げています。これにより、複数のグループが同時にペタバイト級のデータに同時アクセスすることが可能となり、クラウドに対応していないソリューションと比較して、最大で200倍速く、コストを1/10に削減します。Snowflakeは、構造化データおよび半構造化データに対応した従量課金制のフルマネージドサービスです。

Tableauについて: Tableau はお客様がデータを見て理解できるように支援します。Tableauプラットフォームは、企業が必要とする幅広く奥深い機能を提供し、比類のない柔軟性と選択肢で環境に適応すると共に、最も厳しいガバナンスおよびセキュリティ要件を満たします。パワフルでありながら直感的に操作できるため、多くの人に愛用されています。Tableauは、アクティブなユーザーコミュニティ、86,000を超える顧客アカウント、そして顧客第一のイノベーションへの取り組みで業界をリードしています。

Tableauについて: Tableau はデータを見て「理解」することを支援するBIツールです。Tableauプラットフォームは、企業が必要とする幅広く奥深い機能を提供し、比類のない柔軟性と選択肢で環境に適応すると共に、最も厳しいガバナンスおよびセキュリティを提供しています。。パワフルでありながら直感的に操作できるため、多くの人に愛用されています。Tableauは、アクティブなユーザーコミュニティ、86,000を超える顧客、そして顧客第一のイノベーションへの取り組みで業界をリードする企業です。